カテゴリー別アーカイブ: 顎関節症

アゴの痛み(顎関節症、アゴの痛み、歯ぎしり、噛みしめ、食いしばり)

アゴの痛み

アゴの痛みは口開けると左右どちらか片方の顎から音がする状態から始まって、次第に違和感や痛みが伴うようになり、噛むと顎が痛いので食事はおろか会話すら出来ないひどい顎関節症へ発展していきます。

ご存知でしたか?
長引くアゴの痛みは、手では届かないアゴの奥にある小さな筋肉と軟骨の問題が解消できなければ改善できません。

  • 口を開けるとカクカクと音がする
  • 会話をする時にまで痛みが出始めた
  • 様子を見ていたら余計に酷くなってきた
  • レントゲン検査では異常が無い
  • 痛み止め薬が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • いろいろ試して1週間経つがまだ痛みが残る
  • 会話できないので家族・会社の仲間に迷惑がかかる

口を開けることも困難 40代女性の症例

症状

食いしばりによるアゴの痛みでお悩みの40代女性の場合。
職場の配置転換をきっかけに夜中の食いしばりによる起床時のアゴの痛みと日中の歯ぎしりが癖になり、次第にアゴが痛むようになって口を開けることも困難な状態になった。
側頭筋・咬筋へのボトックス注射もおこなっているが1ケ月ほどで効果が切れてしまうため全身調整を試してみたいと思い来院。

治療経過

1回目の治療
痛みの改善を最優先に治療をおこない、口を開ける筋肉と閉める筋肉の両方に鍼治療とオステオパシー治療をほどこし、関節円板(顎の関節軟骨)が正しく動くようなった。結果、痛みは改善し簡単な食事程度には支障がないようになりました。

2~5回目の治療
痛みの改善治療と並行して、口を開けやすくするための姿勢調整を行った。

6~9回目の治療
噛むための筋肉の量と筋力に左右差があるため弱い側のアゴの強化をおこない起床時のアゴの痛みと日中の歯ぎしりが起こらなくなった。

現在は3~4週間に1回のペースで再発予防と健康増進をおこなっています。

アゴの痛みの治療

歯医者・整骨院・整体院などあらゆる方法を試してみても良くならない長引くアゴの痛みは、手では届かないアゴの奥にある小さな筋肉と軟骨の問題が解消できなければ改善できません。その小さな筋肉と軟骨の治療には今のところ鍼治療しか手段がありません。

あなたを悩ませるアゴの痛みを改善できる鍼治療とアゴが痛くなった心と身体を改善するオステオパシー治療を一手におこなえるのは当治療室のみです。長引くアゴの痛みでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

アゴの痛みをともなう疾患

  • 顎(がく)関節症
  • 三叉(さんさ)神経痛
  • 帯状疱疹(帯状ヘルペス)
  • 舌咽(ぜついん)神経痛
  • 中耳炎

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

顎関節症(アゴの痛み、歯ぎしり、噛みしめ、食いしばり)

顎関節症

顎関節症はアゴの違和感やクリック音(コキコキ)などの軽微な症状から頭痛などの耐え難い症状まで程度は様々です。病院や歯科医院でのマッサージやストレッチの指導、薬やマウスピースの処方を受けても一向に改善しない方もたくさんいらっしゃいます。これはストレスなどによる夜間・就寝時の食いしばり・歯ぎしり、噛みしめなどの根本的な治療を行えていないことが原因だと思われます。
当院では河内長野市唯一の心療内科クリニック勤務経験のある院長がこれまで行ってきた様々なストレス、歯ぎしり、食いしばりや噛みしめによる顎関節症にお悩みの患者さまとの治療経験を活かして、顎関節症にともなう様々な症状に対応しております。

ご存知ですか?顎関節症が治りにくい本当の理由を?

  • 口を開けるとアゴからカクッと音がして不快だ
  • アゴが痛くて口を大きく開けられない
  • 口を閉じることが困難になってきた
  • アゴが痛くて食事するのもつらい
  • アゴが痛くて顔全体も歪んできた
  • 歯医者でマウスピースを作ったが治らなかった

二人に一人が一生に一度は経験すると言われているほど多くの方が経験している顎関節症。来院される患者さんでは女性が多く、年齢は10歳代後半から増加しますが、20~30歳代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに来院する患者さんは減少します。

顎関節症の症状

顎関節や顎を動かす筋肉の痛み、あるいは口の開けにくさや、口の開け閉めで顎関節に音がするといった症状ほとんどで、数日すれば気にならなくなる軽いものから会話すら困難になるほどの重い症状まで様々です。

顎関節症の痛みの原因

関節円板のズレ
関節円板という関節内にあるクッションの役割をする軟骨が前方にズレることで「カクンカクン」という音が出る状態になってしまっている方が最も多く、その後ズレがさらに大きくなることで口を大きく開けられない状態になってしまい痛みがともなうようになりはじめます。

筋肉の機能低下
歯ぎしりや食いしばりなどの癖によりアゴの筋肉に不必要な負担をかけ続けているとアゴを動かす筋肉がうまく働かなくなり、口を開けようとするときにジャマをして頬やこめかみの筋肉が痛むようになります。

衝撃による捻挫
何かに衝突した等で顎関節に力が加わり関節円板のずれはないが口を開けようとすると顎関節が痛む捻挫に似た状態でもアゴの痛みがあらわれます。

※顎関節症を長年放置しておくと関節を作っている骨が変形することがありますので早めの対応が肝心となります。

顎関節症になる原因

上の顎関節症の痛みの原因でも触れていますが、原因は様々です。
様々な原因同士が合わさって顎関節症の症状が現れているため、各原因に合わせた治療をおこなう必要があります。顎関節症の痛みの原因の代表的な原因を上げていくと

構造的に
顎関節や顎の筋肉の弱さや不良なかみ合わせがある場合

精神的に
緊張・不安・気分の落ち込みによって筋肉の緊張が持続している場合

外傷として
打撲、転倒、交通外傷など強い力が加わった場合

癖として
歯ぎしり・噛みしめなどの噛み癖、頬杖、受話器の肩ばさみ、携帯電話やスマホの 長時間操作、うつぶせ読書、ガム、片側でのかみ癖

日常的な習慣として
歯ぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用、うつぶせ寝、腕枕、吹奏楽器
緊張が持続する仕事、コンピューター作業、精密作業、重量物運搬、人間関係での緊張

などの原因が挙げることができ、昔は「かみ合わせの悪さ」こそが最大の原因と考えられていましたが、現在世界的に原因を一つに絞ることができないという考え方が認められるほうこうになっています。

顎関節症を放置しておくと?

食事や会話時にはクビで特殊な動きをしてアゴの動きをカバーするためクビ・肩の凝りや痛み、頭痛につながります。関節円板にストレスをかけ続けると関節円板が割れてしまい症状が治りにくくなることもあるため、早めの対処が肝心になります。

顎関節症の治療

顎関節そのものの直接的な治療と姿勢・筋緊張・メンタルケア・生活指導など顎関節に間接的に負担をかけている原因の治療を行います。
顎関節症の直接的な治療には外側の大きな筋肉の治療に加えて関節の裏側にある小さな筋肉の調整が結果に大きな差を生みます。(※この治療は鍼灸の高度な技術が要求されるため河内長野市でおこなっているのは当治療室のみです。)
姿勢・筋緊張・メンタルケア・生活指導など顎関節に間接的に負担をかけている原因の治療は心療内科勤務の院長が最も得意とする治療のため安心してお任せください。

肩こり

肩こり

「肩こりは万病のもと」と言われるほど肩首のコリに伴う症状は多く、病気を疑い病院を訪れるほど酷い症状に発展することもあるため、今現在あなたが肩こりを肩こり解消グッズやクイックマッサージでごまかしているのであれば注意が必要です。

ご存知でしたか?
肩こりの治療には筋肉・骨格・内臓のすべての調整が必要なことを

  • 首・背中、肩に鈍い痛みや圧迫感、不快感がある
  • 歯痛・歯茎が浮いたような感じがする
  • コリが強いと息苦しく気分がめいることがある
  • 痛み止め薬・湿布が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • 早く良くしないと家事にも影響が出ている

手のシビレをともなう肩こり 50代男性の症例

症状

学生時代から極度の肩こりで整形外科・整骨院・カイロプラクティック院での治療を受けてきたもののはっきりとした改善がみられなかった50代男性。
次第に手のシビレをともなうようになり仕事にも支障がある状態でお困りでした。

治療経過

1~3回目の治療
クビの問題を中心に治療をおこない手のシビレがなくなりました。

4~8回目の治療
クビの問題と肩こりを作り出す原因となっていた身体全体の捻じれの治療をおこないました。

9回目以降の治療
側弯症を疑う背骨の捻じれをお持ちであったため約3~4週に1回のペースでご来院いただき身体の捻じれが増悪しないように調整することで初診から1年間経過した現在も肩こりにともなう不快な症状の再発予防をおこない、仕事も快適におこなえるようになっています。

肩こりの治療

肩こりと肩こりにともなう血行不良・筋緊張の異常により起こる神経絞扼症状(しびれ・脱力感)の改善には、骨格のねじれや歪みによる姿勢のバランスの調整を行う必要があります。
筋肉・骨格・内臓のすべての調整をおこない姿勢のベストバランスを取り戻すオステオパシー治療は肩こりでお悩みのあなたに最も効果的な治療です。

シビレなど深部の筋肉の緊張により神経に圧迫が加わることで起こる、日常生活に支障をきたす症状にはトリガーポイント鍼治療をプラスすることで神経圧迫の元となる筋肉に直接アプローチをおこない症状の早期改善を実現します。

オステオパシー治療と鍼治療の組み合わせで肩こりを徹底除去、身体の隅々まで調整を行い肩こりと肩こりにともなう不快な症状の再発予防までを一手に行うのは当治療室のみです。肩こりでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

肩こりをともなう疾患

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

こころの不調【うつ(鬱)、ストレス】

こころの不調

  • 気分の落ち込みが2週間以上続いている
  • いつも他人の目線が気になる
  • 何を言われても悪く考えてしまう
  • 疲れが抜けず、やる気が起こらない
  • 寝付けない・眠りが浅い・朝早くに目が覚める
  • お薬による治療をと並行して身体の治療をしたい
  • 会社を休みがちなので会社の仲間に迷惑をかけている

職場移動から発症 30代女性の症例

症状

だるさや疲れがとれず、やる気が起こらないため、気分の落ち込みが続いている30代女性。

2か月前に職場での配置転換があり、配置転換前の会社には立ち寄らず関連会社へ直接営業に向かう出勤や営業先から直接帰宅することが出来て時間の融通が利く勤務体系の部署から定時の出勤・退社で一日中オフィスに滞在する人間関係が密な部署に変わったことがストレスになり、「寝付けない・寝ても朝早くに目が覚めるなど睡眠障害に関する症状」が現れて、「だるさや疲れがとれず、やる気が起こらない」ようになったため会社を休むようになり激しい落ち込みに襲われるようになっていました。

治療経過

1回目の治療
カウンセリングに大きく時間を取って思いつくままにお話しいただき悩みを掘り下げる作業をおこないました。お悩みとその周辺の出来事など思いつくままにお話しいただいた内容を時の流れに沿って時系列的に整理していくことでお身体の変化が起こる前の意外なところに悩みの原因があることがわかります。

ただし、不安に引きつったお身体のままでは現状を受け入れることが出来ないことが多く、場合によっては治療の鍵となる出来事を話すことをやめてしまい、隠してしまうようになることがあるため、初回治療時はお悩みをお伺いして、お身体の緊張をやわらげる肩こりや背中の痛みなどの治療だけにとどめています。

2~10回目の治療
毎回の治療で身体の状態が整うことで緊張感もほぐれ、患者さまご自身からお話しされることが多くなります。こころの不調は身体のコリやコワバリによる緊張感を改善することで「考えや行動が狭い範囲を堂々巡りする悪循環」に歯止めがかけられます。
ご自身で声に出して悩みについてお話しすることで「何に悩んでいて、何をすればいいのか?」の心の声にまとまりが生まれて広い視野で物を考えて広い視野の中に行動範囲を広げるように心と身体の変化が起こり始めます。ここまで来れば心の不調からの完全脱出は目前です。

現在は2週間に1回程度の来院で会社にも休むことなく出勤できる状態を保たれているため徐々に間隔を広げて月1回程度の来院でイイ状態を維持できるように調整中です。

こころの不調治療

心の問題を数多く扱う心療内科での経験による真摯なカウンセリングでの現状把握から、現状の問題の受け入れられる態勢を整えるための特別な治療により皮膚反射・ホルモン・自立神経の調整をおこない「今の自分を素直に受け入れ、今後何をすればよいのかのご自身が気付いていない要求に気付いてもらうお手伝い」をさせていただきます。

現状把握から心身の受け入れ態勢の準備までを一手に行えるのは心療内科勤務で多数の実績がある当治療室のみです。こころの不調でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

こころの不調に関連する疾患

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

頭痛

頭痛

女性に多くホルモンバランスと関係が強い偏頭痛、
目の疲れ・おでこ・後頭部・側頭部(こめかみ)・首の付け根・肩コリと関係性の強い緊張型頭痛、
眼の奥の激しい痛みや吐き気とともにあらわれる群発性頭痛。

それぞれの頭痛に違う原因があって、
それぞれの頭痛に違う対処があります。

病院の検査では異常が無いのに長く、定期的に現れる頭痛に当院なら私的な治療を提供できます。

  • しめつけるような痛みで何もできない
  • ズキズキ脈打つような耐え難い痛みがある
  • 肩や首のコリがきつくなると痛みが出始める
  • 病院でのMRI検査では異常が無い
  • 痛み止め薬が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • たびたび会社を休んで仲間に迷惑をかけている

吐き気をともなう頭痛 30代女性の症例

症状

1ケ月前から頭痛が起こるようになり、次第に吐き気をともなうようになりはじめて仕事も休みがちになった30代女性。

産後からの肩こり・腰痛がひどいことから骨盤の不安定による防御反応で身体中各所に筋緊張がおこり頭にしめつけるような痛みが出てきたものと思われる。さらに産休明けの職場復帰に伴う過労があったことから自律神経の不調(交感神経の働き過ぎ)による脳への血流低下で頭痛が助長されるようになっていました。

治療経過

1回目の治療
骨盤を不安定にさせる原因となる背骨・股関節の治療と頭痛・自律神経の調整のために頭蓋骨の調整(クラニオセイクラルセラピー:頭蓋仙骨療法)をおこない頭痛・肩こり・腰痛の症状は80%改善しました。残りの20%の症状は骨盤の不安定をサポートする骨盤ベルト(トコちゃんベルトなど)の着用をおこなうことで、ほぼ症状は感じなくなりました。

2~5回目の治療
1回目と同様の治療を続けることで頭痛・肩こり・腰痛の再発がなくなり安定して生活が出来るようになりました。

6回目以降の治療
月1回程度の来院で骨盤の不安定(仙腸関節可動性亢進症)の治療をおこない快適な状態を維持されています。

頭痛の治療

締め付けられるような痛みの緊張型頭痛と脈打つような痛みの片頭痛は肩・クビの筋緊張をやわらげて血流をよくするオステオパシー治療と頭蓋骨周辺の筋緊張・自律神経の調整を得意とするクラニオセイクラルセラピーの組み合わせで改善します。

あなたを悩ませる頭痛と頭痛の原因となる心と身体の問題を一手に改善するオステオパシー治療・クラニオセイクラルセラピーを同時におこなえるのは当治療室のみです。頭痛でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

各種頭痛

詳しい治療方法は各ページをご覧ください