こころの不調
- 気分の落ち込みが2週間以上続いている
- いつも他人の目線が気になる
- 何を言われても悪く考えてしまう
- 疲れが抜けず、やる気が起こらない
- 寝付けない・眠りが浅い・朝早くに目が覚める
- お薬による治療をと並行して身体の治療をしたい
- 会社を休みがちなので会社の仲間に迷惑をかけている
職場移動から発症 30代女性の症例
症状
だるさや疲れがとれず、やる気が起こらないため、気分の落ち込みが続いている30代女性。
2か月前に職場での配置転換があり、配置転換前の会社には立ち寄らず関連会社へ直接営業に向かう出勤や営業先から直接帰宅することが出来て時間の融通が利く勤務体系の部署から定時の出勤・退社で一日中オフィスに滞在する人間関係が密な部署に変わったことがストレスになり、「寝付けない・寝ても朝早くに目が覚めるなど睡眠障害に関する症状」が現れて、「だるさや疲れがとれず、やる気が起こらない」ようになったため会社を休むようになり激しい落ち込みに襲われるようになっていました。
治療経過
1回目の治療
カウンセリングに大きく時間を取って思いつくままにお話しいただき悩みを掘り下げる作業をおこないました。お悩みとその周辺の出来事など思いつくままにお話しいただいた内容を時の流れに沿って時系列的に整理していくことでお身体の変化が起こる前の意外なところに悩みの原因があることがわかります。
ただし、不安に引きつったお身体のままでは現状を受け入れることが出来ないことが多く、場合によっては治療の鍵となる出来事を話すことをやめてしまい、隠してしまうようになることがあるため、初回治療時はお悩みをお伺いして、お身体の緊張をやわらげる肩こりや背中の痛みなどの治療だけにとどめています。
2~10回目の治療
毎回の治療で身体の状態が整うことで緊張感もほぐれ、患者さまご自身からお話しされることが多くなります。こころの不調は身体のコリやコワバリによる緊張感を改善することで「考えや行動が狭い範囲を堂々巡りする悪循環」に歯止めがかけられます。
ご自身で声に出して悩みについてお話しすることで「何に悩んでいて、何をすればいいのか?」の心の声にまとまりが生まれて広い視野で物を考えて広い視野の中に行動範囲を広げるように心と身体の変化が起こり始めます。ここまで来れば心の不調からの完全脱出は目前です。
現在は2週間に1回程度の来院で会社にも休むことなく出勤できる状態を保たれているため徐々に間隔を広げて月1回程度の来院でイイ状態を維持できるように調整中です。
こころの不調治療
心の問題を数多く扱う心療内科での経験による真摯なカウンセリングでの現状把握から、現状の問題の受け入れられる態勢を整えるための特別な治療により皮膚反射・ホルモン・自立神経の調整をおこない「今の自分を素直に受け入れ、今後何をすればよいのかのご自身が気付いていない要求に気付いてもらうお手伝い」をさせていただきます。
現状把握から心身の受け入れ態勢の準備までを一手に行えるのは心療内科勤務で多数の実績がある当治療室のみです。こころの不調でお困りの際はお気軽にご相談下さい。