手・肘・腕の痛み、シビレ
手・肘・腕の痛みやシビレは手首の腫れがあったり、手をつく・手を握ると手・手首・肘が痛む等の関節の不安定性(可動性亢進)・炎症性や硬縮によるものや、手首のところで神経が圧迫される手根管症候群、肘のところで神経が圧迫される肘部管症候群、首のところで神経が圧迫される胸郭出口症候群などで肩から腕・肘・手に痛みやシビレが起こる絞扼性末梢神経障害、心臓血管系や消化器関連の不調による内臓関連痛などがあり、お悩みの症状の詳しい聞き取りと分析からそれぞれに合った正しい施術を行う必要があります。
ご存知ですか?
薬や注射では手・肘・腕の痛みやシビレの根本的な解決にならないことを
- 手の痛みでキーボードが打てない
- タオルを絞ったときに手や肘が痛む
- 病院での検査では異常は無いがズッとシビレがある
- 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
- 早く良くしないと家族・会社の仲間に迷惑がかかる
ギプス固定後、指が動かなくなった60代女性の症例
症状
手首の骨折(コレス骨折)のギプス固定終了後、1か月経過しても指の動きがほとんど戻らなかった60代女性。
固定が長引いたことも災いして筋肉が縮んで硬くなることで神経を圧迫する神経絞扼障害(回内筋症候群)を起こしており、神経・筋機能の著しい低下と癒着があり、指を曲げると激しい痛みがともなう状態で痛みにも過敏な状態でした。
治療経過
1回目の治療
特殊鍼療法で過敏な状態からの脱却に集中した治療をおこないました。
2~5回目の治療
治療では特殊鍼療法と神経と筋の癒着除去をおこない、動作時の痛みはほぼなくなりました。
4回目の治療
運動療法も取り入れていくことで指の動きは90%以上が回復したため、4回目より苦手動作の克服のため積極的に家事などの日常作業をこなしてもらい運動の微調整をおこないました。
現在は2週に1回のペースで残りの10%の動きの回復に励んでおります。
手・肘・腕の痛みの治療
手・肘・腕の痛みやシビレを起こす問題は「ケガの固定など “しばらく使わなかったため”起こるもの」と、「仕事・家事・スポーツなどで“使い過ぎたため”起こるもの」にわかれます。
どちらの問題に対しても筋・筋膜・関節の治療を得意とするオステオパシー治療は有効です。合わせて鍼治療もおこなうことで手では届きにくい骨の際にある筋肉の治療がおこなえるため動きやすさと安定感の両方をいちどに取り戻す治療が可能になります。
動きやすさと安定感の相反するふたつの能力を回復させる治療を一手におこなえるのは当治療室のみです。手・肘・腕の痛みやシビレでお困りの際はお気軽にご相談下さい。
手・肘・腕の痛みやシビレをともなう疾患
- 神経絞扼障害(肘部管症候群・回内筋症候群・手根管症候群・ギヨン管症候群など)
- 胸郭出口症候群
- 腱鞘炎(ド・ケルバン症候群)
- インターセクション症候群
- ばね指
- テニス肘
- ゴルフ肘
- 野球肘・肩
- 椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症