股関節インピンジメント症候群
股関節インピンジメント症候群は股関節の軟骨(関節唇)をはさみこむ(インピンジメント)ことで独特な痛みを作りだします。股関節痛で病院では股関節インピンジメント症候群と診断を受けても股関節唇損傷になって手術するまでこれと言った治療法はなく何気なくやり過ごすことも特徴です。
その手術、本当に必要ですか?
股関節のズレをととのえるだけであなたの股関節の痛みが良くなるとしたら、あなたならどぉされますか?
- 脚の付け根が痛む
- 歩きはじめに股関節が痛い
- クツ下やズボンがはきにくい
- 立ち上がる時に股関節の前側がヒキツル
- しゃがみ込むと股関節の前側がツッかえて痛い
- 立ち上がりの痛みが怖くて座ってする作用が出来ない
股関節
股関節は大腿骨頭と寛骨臼によって構成されており、寛骨臼にはリング状のゴムパッキンのように大腿骨頭を包み込んで大腿骨頭を安定化させ、衝撃吸収の役割をになう関節唇という軟骨がついています。
股関節インピンジメント症候群
股関節インピンジメント症候群では大腿骨頭と寛骨臼が股関節の運動に伴って、衝突を繰り返して股関節唇を傷つけることによって起こります。関節唇には神経あるため傷がつくと激しい痛みを生じます。
治療しないでほっておいたら?
股関節は「立つ・座る・歩く」全ての動作に必ず関係している関節のため、毎日数千~数万回も大腿骨頭と寛骨臼・股関節唇は衝突を繰り返して股関節唇が傷つき破壊されて、股関節自体の変形が進んで関節内出血などが起きてしまった場合、外科手術の対象になります。
時々、手術が万能で関節を取り換えれば走って飛んで何でもできる身体に生まれ変われると思っている方をお見受けしますが、実際は痛みが改善されれば万々歳です。
それも手術後の辛いリハビリと、沢山のシテはいけないことを我慢して耐え抜いた方がやっとの思いで手に入れる結果のため、手術した全ての方に同じようにイイ結果があらわれるとは言い難いです。
自己判断で「まだ大丈夫」と思っている間に症状は進行して、気付いたころには手術以外のなすすべがない状態になってしまいます。
心当たりのある方は気になり始めた今から改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。
股関節インピンジメント症候群の検査
大腿骨頭と寛骨臼・股関節唇の衝突は、特に股関節を屈曲した時に起こります(膝を上げる動作)。膝を両手で抱えて、反対側の肩(右脚なら左肩方向へ)に向かって引っ張った時に「股関節の前側が詰まるような感覚」があれば、インピンジメントが起こっている可能性があります。
治療には専門知識が必要です
股関節の治療は専門的な知識があればさほど難しいものではありません。
しかし、股関節インピンジメント症候群は股関節の運動学を正しく理解した考えが必要とされるため、これを的確に治療できる施術家はほとんどいません。
股関節インピンジメント症候群の治療は週に何回も整形外科・整骨院・鍼灸・マッサージ・整体院に通院することでも痛み止めの薬やサプリメントを飲むことでもありません。
ただお尻をマッサージしても背骨を治療してもたいした効果は期待できません。
そのときは気持ちがよかったり、少し楽になって治った気がすることがありますが、股関節インピンジメント症候群が治っているわけではありません。
そのため、すぐに痛みが再発します。
ここまでのお話をご覧下さったみなさまなら、辛くて面倒なストレッチやヨガなどは衝突が起きている関節にさらに負担をかけてしまうので、炎症がさらにひどくなって治療を困難にしてしまうため、もってのほかだということは説明の必要もないことだとお分かり頂けると思います。
的確に原因を的確に見つけ出し治療する
どこに行っても改善しない股関節インピンジメント症候群の原因である、大腿骨頭と寛骨臼・股関節唇の衝突による股関節の痛みを改善させるために最も重点を置く必要があるところは股関節にある大腿骨頭と寛骨臼の位置関係です。
大腿骨頭と寛骨臼・股関節唇が衝突しやすくなる最も大きな原因が、大腿骨頭の前方変位(大腿骨頭が前側にずれている状態)です。
症状の改善には、大腿骨頭を正しいポジションに戻す必要があります。他にも、繰り返す衝撃の影響による関節包の硬縮・癒着の改善も必要となります。
股関節は筋肉と靭帯が折り重なる強靭な構造で複雑なつくりのため、位置関係の異常による運動障害の改善と股関節唇・関節包の癒着の除去を的確に治療できる施術家はほとんどいません。
可動域が大きく全ての動きにかかわるためダメージが蓄積しやすい強靭な股関節を治療することで股関節唇・関節包の負担が軽減されて安定します。その結果、長年の股関節の痛みがその場で改善するのです。
“股関節痛の原因を的確に見つけて治療”することにより、あなたの長びくツラい股関節の痛みを確実に改善できるのは当治療室のみです。
どこに行っても腰痛が改善しない方、手術しかないと宣告されてしまった方など、股関節痛で手術を選択する前に当治療室にご相談ください。
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