股関節の痛み
股関節の痛みは子供や若い女性から高齢者まで多くの方にみられます。原因を特定しないまま無理をしてスポーツをしたり、「ためしてガッテン」や体操教室の影響で運動やツボ押しだけで自分で治せると思い込み、歩けないほどに悪化させて、それまでなかった腰痛や膝痛まで併発させて病院に通ってみても改善が得られず、施術に時間がかかる状態になってから当院にいらっしゃる方も多いため、異変を感じたら無理をせずにご相談いただくことが股関節痛の早期改善のかなめになります。
ご存知ですか?
股関節痛はマッサージや運動だけではよくならないことを
- 股関節の痛みで歩くとツラい
- 様子を見ていたら余計に酷くなってきた
- 立ち仕事をしたときに痛む
- 病院でのレントゲン検査では異常が無い
- 痛み止め薬・湿布が効かない
- 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
- 早く良くしないと家族・会社の仲間に迷惑がかかる
股関節前側がヒキつる痛み(40代の女性の症例)
症状
歩行時の股関節の違和感とデスクワーク後の立ち上がり時の股関節前側の引きつるような痛みが気になり整形外科で検査を受けたものの異常が無いと診断を受けた40代の女性。
骨盤の前傾(反り腰)が強く、股関節を伸ばす動作(伸展)が出来ない状態でした。
治療経過
1~5回目の治療
股関節・背骨・骨盤の矯正に加えて自宅でも骨盤の前傾(反り腰)の負担を軽減する体操の指導をおこないました。たくさんのストレスを抱えており全身の緊張度も高く、睡眠中に歯ぎしりを起こすなど眠りの質も悪かったことから自律神経の調整の効果的なクラニオセイクラルセラピーをオステオパシー治療に加えて同時進行でおこないました。股関節の痛みは徐々に小さくなり5回目の治療の時点で痛みはほぼ気にならない・再発がない状態となりました。
現在は2週に1回のペースで安定してイイ眠りを維持できるようになっているため、月1回程度の治療でイイ状態を維持できるように調整中です。
股関節の痛みの治療
ストレスや筋緊張の異常が原因と思われる関節の痛みや運動異常には筋肉や関節の調整を得意とするオステオパシー治療に加えて回復のための質のイイ眠りを確保する自律神経の調整を得意とするクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨調整)を同時に行うことで症状の回復速度が速くなります。
軟骨や関節唇などレントゲンでは確認しづらい関節の問題の改善にオステオパシー治療、ストレスや自律神経の問題の解決にクラニオセイクラルセラピーで痛みの解消と回復しやすい・悪くなりにくい身体づくりを一手におこなえるのは当治療室のみです。股関節の痛みでお困りの際はお気軽にご相談下さい。
股関節の痛みをともなう疾患
- 変形性股関節症
- 股関節インピンジメント症候群
- 大腿骨頭すべり症
- 関節唇損傷