カテゴリー別アーカイブ: 頭痛

頸椎捻挫(ギックリ首)

頸椎捻挫(ギックリ首)

頚椎捻挫は仕事や日常生活で偏った動作を繰り返すことにより頚椎(くび)に負担をかけたことが原因で首の周りの筋肉が異常な緊張を起こし、首自体が痛んだり頭痛や手のしびれが起きたりするため寝違えやヘルニアなどの間違った診断をされてしまいなかなか良くならない遠悩みの方が多い疾患です。

突然、首に激痛が… コレはもしかして「ギックリ首」!?

  • 痛みで首を動かせない
  • くしゃみをすると首に激痛が走る
  • 後ろを向けないので車の運転が出来ない
  • 荷物を持つと響くので買い物に行けない
  • 病院では「むち打ちですね」とシップだけくれた
  • 電気治療やマッサージではその時だけでまたすぐ痛む
  • 炊事洗濯が出来ないので家が滅茶苦茶になっている

急に首が動かなくない、そして激しく痛い…
でも、これは突然ではありません。ずっと前から始まっていたのです。

ギックリ腰はよくご存知と思いますが、その首バージョンのような「ギックリ首」になる人が、この頃増えています。

ギックリ首はいわゆる「寝違え」とは少し違いいます。

ギックリ首とは?

ギックリ首は、整形外科を受診すると「頸椎捻挫(けいついねんざ)」と診断されます。
この診断名は「むち打ち症」も同じです。しかし、交通事故などで突発的に起こるむち打ち症とは異なります。
頚椎捻挫は、沢山の負担が重なり蓄積されてある日突然痛みとなって現れるもので、首に炎症を起こし、ひどい痛みと筋肉の硬直がおこります。
ギックリ腰とギックリ首の共通点は、激痛と患部の周囲の筋肉が異常な硬直状態になることです。

「寝違え」との違い

寝違えは、不自然な姿勢で眠ってしまった翌朝に首や肩、背中などに痛みがでる症状をいいます。医学的には「急性疼痛性頸部拘縮」という診断名になります。
頸部周囲の靭帯や筋肉の炎症による痛みの総称を「寝違え」と呼んでいます。
ギックリ首の中に寝違えが含まれると言えないこともないのですが、

  • 寝違えの痛みは我慢できる程度で動かさなければ支障がないこと、炎症が治まればいつの間にか治っていることが多いです。
  • ギックリ首は、積み重なる負担で関節を保護する筋肉・靭帯が引きのばされ正常な働きを失っているため何からの対処が必要になります。

ですから、私は治療をおこなううえでギックリ首と寝違えは別物と捉えています。

ギックリ首をほっておいたら

首には沢山の神経と血管が通っています。ギックリ首は関節・靭帯がゆるんで首の関節がグラグラな状態です。グラグラな関節を守るために首の筋肉に異常な緊張を起こしているため神経や血管に関係する「シビレ」「力が入らない(脱力)」「麻痺」「コワバリ」などの症状から、自律神経に関連する「頭痛」「めまい」「動悸」「血圧異常」などのたくさんの症状が現れるようになり収拾のつかない状態になりかねません。

ギックリ首の原因

ギックリ首になる原因は次のような原因が考えられます。
1.姿勢の悪さ
一番に挙げられるのは姿勢の悪さです。
デスクワークなどで猫背になり、顔を前に突き出す姿勢を長時間続けると、頭の重さを全て首が請け負ってしまうため負荷が大きくなり首に疲労が溜まります。
首の疲労が慢性化すると、頭痛や吐き気、寝不足、冷え性など自律神経にも支障をきたし、ホルモンバランスの乱れにもつながります。
その他、片脚に重心を置いて立つ、背中を丸める、座ったときに足を組む、頬杖をつく…など、日ごろの偏った姿勢の癖は持続的に首への負担をかけ続けることになります。

2.筋肉の硬さ
長時間同じ姿勢でじっとしていると筋肉が緊張して血行不良になります。
デスクワーク、読書、スマホの使用などが代表例です。
日常のストレスや普段の癖などでも、筋肉がアンバランスになり硬くなります。

筋肉が硬直していると首の動きが悪いので、可動域も狭くなって頭の重さうまく逃がせないようになります。
頭の重さうまく逃がせない状態で首が何か強い衝撃を受けた場合、衝撃は筋肉・腱・靭帯、骨にまで酷いダメージをあたえて、間違いなくしばらくは動かすことすらできない大変な状態になります。
場合によっては強い衝撃に限らず、クシャミや歯磨きなどの日常動作でも、ギックリ首になる可能性があります。

3.枕の高さ
高すぎる枕や柔らかすぎる枕は首の関節や靱帯を引っ張り続けてしまうため防御反応として、筋肉やスジが硬くなって歪み、頭の重さうまく逃がせないようになりしまいギックリ首になる可能性があります。

4.自律神経の乱れ
首の脇には自律神経をはじめ身体中につながる神経が通っています。
ストレスや寝不足が続くと自律神経のバランスが乱れて、首の筋肉が硬くなりますので、沢山の神経に悪い影響を及ぼして、ギックリ首になりやすい状態といえます。

5.衝撃
事故やスポーツなどの何らかの強い衝撃がかかるとギックリ首になる可能性があります。
事故やスポーツにおける強い衝撃を受けた後の処置が悪いと、いったん症状は回復したように見えても時間が経過した後に再発することもあります。

ギックリ首の治療

痛みのある部分が熱を帯びているようであれば、まずは「氷」で冷やしてください。炎症が治まって痛みが軽減します。来院までに少しでも炎症を抑えておいていただければ治療に取り掛かるまでの時間が早くなるため治療時間を最大限有効に活用できます。

冷やすことである程度の痛みが治まれば、不安定になっている首にかかっている負担をうまく分散出来るように首以外の筋・筋膜、関節の調整をおこないます。
その後は、必要に応じて頸椎の可動域を少しずつ増やしていく治療をおこないます。

マイクロ牽引法

こにし整体院では河内長野市で唯一、マイクロ牽引法とういう優しい刺激で関節や筋肉を調整できる治療法を用いて股関節の調整を行うため、ギックリ首による痛みがある状態でも確実に症状を改善することが出来ます。
その他の全身の調整には鍼灸・マッサージ、オステオパシー整体で背骨や骨盤、足関節などの骨格と筋肉を調整することで改善しておりますので痛みなく安心して治療を受けていただくことが出来ます。

※マイクロ牽引法に関する研究論文はこちらをご覧ください☞「頸椎マイクロ牽引の効果の検証」

首は大変デリケートです。

ギックリ首になったときは初期段階での適切な対処・治療が大切です。
通常1週間程度は炎症が残るため治療後も少しスッキリしないことがありますが、この時期に的確な治療を受けることが後にギックリ首を慢性化・常習化させないために最も重要です。治療後は早く炎症を収めるために、しばらくは安静に楽な姿勢で過ごしましょう。熱いお風呂や長時間の入浴は控えてシャワー程度にしてください。

また、いったん治っても、悪い姿勢を直していないなど、原因が取り除かれていないのであれば、同じことの繰り返しになります。

※ギックリ首に逆効果な対処

炎症があり、関節がグラグラなところがあるため「痛いところを温める」「痛みがある部分を揉みほぐす」「ストレッチやヨガ」は炎症を再発してしまいます。関節が安定して症状が落ち着いてくるまでの数日~数週間は控えていた

産前・産後整体(マタニティーケア: ギックリ腰, 股関節痛, 肩こり, 腰痛, 膝痛, 頭痛, 首こり, 骨盤矯正)

産前・産後整体(マタニティーケア)

産前・産後の身体はホルモンバランスの変化から関節やその周りにある組織が動きやすい(動き過ぎる)柔らかい状態にあります。そのため、本来ならあまり動かない骨盤(仙腸関節)が緩んでしまい、少し寝方が悪かっただけでも翌朝に腰痛で起き上がれないようになったり、湿布やコルセットをしても痛みが治りにくいとご相談いただくことも多々あります。

  • 妊娠中からの腰痛がまだ治っていない
  • 授乳姿勢の影響で肩コリがヒドイ
  • 毎日気が抜けないので疲れている
  • 妊娠前のズボンがはけない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • こどものために早く良くしたい

思いあたる方はお早めにご相談ください。

妊娠中からの腰痛 30代女性の症例

症状

妊娠中からの腰痛のため骨盤矯正に興味がありいろいろと調べたものの情報の内容がマチマチで何をされるかわからないため、とりあえず出産まで治療を見合わせていた30代女性。
授乳を始めてから腰痛に加えて肩こりもキツくなり、ウツウツとした気分になり始め、再度産後の骨盤矯正について調べたところ心療内科勤務の大柄な人が妊婦・産後・子供を楽しそうに治療をしているブログが目にとまり来院。

治療経過

1回目の治療
おなかの赤ちゃんの重みの影響による極端な腰の反りと妊娠・出産・授乳期間中のホルモンの影響でゆるんだ骨盤にかかる負担を分散する治療でこの時期の腰痛は改善できます。

骨盤自体はゆるく・動き過ぎる状態(仙腸関節可動性亢進症)のため骨盤に負担がかからないように足首・股関節・背骨(特に反り過ぎてい腰)の調整に集中して治療をおこない、仙腸関節(骨盤)に負担をかける筋肉のストレッチと安定化させる筋肉の強化運動をおこなうことで腰痛の70%が改善した。この時点で姿勢改善による影響で肩こりは50%ほど改善していたため、動きが悪くなっていた肩甲骨と腕の調整で肩こりはほぼ感じないようになった。

ほんの少しだけ残る肩こりと30%の腰痛は骨盤の不安定をサポートする骨盤ベルト(トコちゃんベルトなど)の着用をおこない、症状はなくなりました。

2~6回目の治療
骨盤の安定化と肩甲骨の自由な動きが得られるように1回目の治療と同様の内容で治療をおこない、自宅でのストレッチ・強化運動をくり返しおこなってもらうことで腰痛・肩こり・肩こりにともなう精神的な問題も改善されて快適な状態を維持されています。

現在は授乳が終わるまではホルモンの影響で歪みができやすいため1~2週間に1回、授乳終了後はこどもがダッコをせがまなくなるまでは月1回程度の計画で来院を予定しております。

産前・産後の治療

「産前・産後の痛いところはゆるいところ」のため無理に動かす治療は厳禁です!!

姿勢のバランスを調整することで痛い腰・骨盤(仙腸関節)にかかる負担を分散する必要があります。
ホルモンの影響を受けやすい妊娠・出産・授乳期間中は筋肉や靱帯がゆるみ関節が不安定になってしまうことで腰痛(仙腸関節可動性亢進症)になっています。

筋肉や靱帯がゆるみ関節が不安定になると防御反応的に体中の筋肉が緊張を始めるため姿勢のバランス・血流・リンパ循環にも悪い影響があらわれて腰痛・肩こり・冷え・ムクミなどの症状を同時に起こすようになります。
筋肉・骨格・内臓のすべての調整をおこない姿勢のベストバランスを取り戻すオステオパシー治療は産前産後のお悩みの解消に最も効果的な治療です。産前・産後の辛い症状でお悩みの方はお気軽にご相談ください。

産前・産後にともなう疾患

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

アゴの痛み(顎関節症、アゴの痛み、歯ぎしり、噛みしめ、食いしばり)

アゴの痛み

アゴの痛みは口開けると左右どちらか片方の顎から音がする状態から始まって、次第に違和感や痛みが伴うようになり、噛むと顎が痛いので食事はおろか会話すら出来ないひどい顎関節症へ発展していきます。

ご存知でしたか?
長引くアゴの痛みは、手では届かないアゴの奥にある小さな筋肉と軟骨の問題が解消できなければ改善できません。

  • 口を開けるとカクカクと音がする
  • 会話をする時にまで痛みが出始めた
  • 様子を見ていたら余計に酷くなってきた
  • レントゲン検査では異常が無い
  • 痛み止め薬が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • いろいろ試して1週間経つがまだ痛みが残る
  • 会話できないので家族・会社の仲間に迷惑がかかる

口を開けることも困難 40代女性の症例

症状

食いしばりによるアゴの痛みでお悩みの40代女性の場合。
職場の配置転換をきっかけに夜中の食いしばりによる起床時のアゴの痛みと日中の歯ぎしりが癖になり、次第にアゴが痛むようになって口を開けることも困難な状態になった。
側頭筋・咬筋へのボトックス注射もおこなっているが1ケ月ほどで効果が切れてしまうため全身調整を試してみたいと思い来院。

治療経過

1回目の治療
痛みの改善を最優先に治療をおこない、口を開ける筋肉と閉める筋肉の両方に鍼治療とオステオパシー治療をほどこし、関節円板(顎の関節軟骨)が正しく動くようなった。結果、痛みは改善し簡単な食事程度には支障がないようになりました。

2~5回目の治療
痛みの改善治療と並行して、口を開けやすくするための姿勢調整を行った。

6~9回目の治療
噛むための筋肉の量と筋力に左右差があるため弱い側のアゴの強化をおこない起床時のアゴの痛みと日中の歯ぎしりが起こらなくなった。

現在は3~4週間に1回のペースで再発予防と健康増進をおこなっています。

アゴの痛みの治療

歯医者・整骨院・整体院などあらゆる方法を試してみても良くならない長引くアゴの痛みは、手では届かないアゴの奥にある小さな筋肉と軟骨の問題が解消できなければ改善できません。その小さな筋肉と軟骨の治療には今のところ鍼治療しか手段がありません。

あなたを悩ませるアゴの痛みを改善できる鍼治療とアゴが痛くなった心と身体を改善するオステオパシー治療を一手におこなえるのは当治療室のみです。長引くアゴの痛みでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

アゴの痛みをともなう疾患

  • 顎(がく)関節症
  • 三叉(さんさ)神経痛
  • 帯状疱疹(帯状ヘルペス)
  • 舌咽(ぜついん)神経痛
  • 中耳炎

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

頭痛・めまいの治療

今日は頭痛・めまいに関係性が強い上部頸椎(首)の治療について勉強しに来ています。

お久しぶりの投稿です。河内長野の整体・鍼灸院こにしきよあき治療室です。

今日は上部頸椎(首)の治療について勉強しに来ています。

上部頸椎(首)に動きの悪いところがあると頭痛やめまいなどの症状を引き起こします。

パワーアップして帰りたいと思います。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=563209354162510&id=229784134171702

顎関節症(アゴの痛み、歯ぎしり、噛みしめ、食いしばり)

顎関節症

顎関節症はアゴの違和感やクリック音(コキコキ)などの軽微な症状から頭痛などの耐え難い症状まで程度は様々です。病院や歯科医院でのマッサージやストレッチの指導、薬やマウスピースの処方を受けても一向に改善しない方もたくさんいらっしゃいます。これはストレスなどによる夜間・就寝時の食いしばり・歯ぎしり、噛みしめなどの根本的な治療を行えていないことが原因だと思われます。
当院では河内長野市唯一の心療内科クリニック勤務経験のある院長がこれまで行ってきた様々なストレス、歯ぎしり、食いしばりや噛みしめによる顎関節症にお悩みの患者さまとの治療経験を活かして、顎関節症にともなう様々な症状に対応しております。

ご存知ですか?顎関節症が治りにくい本当の理由を?

  • 口を開けるとアゴからカクッと音がして不快だ
  • アゴが痛くて口を大きく開けられない
  • 口を閉じることが困難になってきた
  • アゴが痛くて食事するのもつらい
  • アゴが痛くて顔全体も歪んできた
  • 歯医者でマウスピースを作ったが治らなかった

二人に一人が一生に一度は経験すると言われているほど多くの方が経験している顎関節症。来院される患者さんでは女性が多く、年齢は10歳代後半から増加しますが、20~30歳代で最大になり、その後は年齢が増えるとともに来院する患者さんは減少します。

顎関節症の症状

顎関節や顎を動かす筋肉の痛み、あるいは口の開けにくさや、口の開け閉めで顎関節に音がするといった症状ほとんどで、数日すれば気にならなくなる軽いものから会話すら困難になるほどの重い症状まで様々です。

顎関節症の痛みの原因

関節円板のズレ
関節円板という関節内にあるクッションの役割をする軟骨が前方にズレることで「カクンカクン」という音が出る状態になってしまっている方が最も多く、その後ズレがさらに大きくなることで口を大きく開けられない状態になってしまい痛みがともなうようになりはじめます。

筋肉の機能低下
歯ぎしりや食いしばりなどの癖によりアゴの筋肉に不必要な負担をかけ続けているとアゴを動かす筋肉がうまく働かなくなり、口を開けようとするときにジャマをして頬やこめかみの筋肉が痛むようになります。

衝撃による捻挫
何かに衝突した等で顎関節に力が加わり関節円板のずれはないが口を開けようとすると顎関節が痛む捻挫に似た状態でもアゴの痛みがあらわれます。

※顎関節症を長年放置しておくと関節を作っている骨が変形することがありますので早めの対応が肝心となります。

顎関節症になる原因

上の顎関節症の痛みの原因でも触れていますが、原因は様々です。
様々な原因同士が合わさって顎関節症の症状が現れているため、各原因に合わせた治療をおこなう必要があります。顎関節症の痛みの原因の代表的な原因を上げていくと

構造的に
顎関節や顎の筋肉の弱さや不良なかみ合わせがある場合

精神的に
緊張・不安・気分の落ち込みによって筋肉の緊張が持続している場合

外傷として
打撲、転倒、交通外傷など強い力が加わった場合

癖として
歯ぎしり・噛みしめなどの噛み癖、頬杖、受話器の肩ばさみ、携帯電話やスマホの 長時間操作、うつぶせ読書、ガム、片側でのかみ癖

日常的な習慣として
歯ぎしり、睡眠不足、高い枕や固い枕の使用、うつぶせ寝、腕枕、吹奏楽器
緊張が持続する仕事、コンピューター作業、精密作業、重量物運搬、人間関係での緊張

などの原因が挙げることができ、昔は「かみ合わせの悪さ」こそが最大の原因と考えられていましたが、現在世界的に原因を一つに絞ることができないという考え方が認められるほうこうになっています。

顎関節症を放置しておくと?

食事や会話時にはクビで特殊な動きをしてアゴの動きをカバーするためクビ・肩の凝りや痛み、頭痛につながります。関節円板にストレスをかけ続けると関節円板が割れてしまい症状が治りにくくなることもあるため、早めの対処が肝心になります。

顎関節症の治療

顎関節そのものの直接的な治療と姿勢・筋緊張・メンタルケア・生活指導など顎関節に間接的に負担をかけている原因の治療を行います。
顎関節症の直接的な治療には外側の大きな筋肉の治療に加えて関節の裏側にある小さな筋肉の調整が結果に大きな差を生みます。(※この治療は鍼灸の高度な技術が要求されるため河内長野市でおこなっているのは当治療室のみです。)
姿勢・筋緊張・メンタルケア・生活指導など顎関節に間接的に負担をかけている原因の治療は心療内科勤務の院長が最も得意とする治療のため安心してお任せください。

頭痛(緊張型頭痛)

緊張型頭痛

ご存知ですか?コリや疲れと頭痛は密接な関係にあることを?

  • ギューっとしめつけられるように頭が痛い
  • 肩こりや首の筋のこりと一緒に頭痛が起きる
  • コンピュータなど目を使う根を詰める仕事が多い
  • 後頭部を指圧すると少しの間だけ楽になる
  • めまいやフラつきをともなう頭痛がある
  • 頭痛があると仕事にならないので休みがち

緊張型頭痛って?

慢性頭痛のなかで一番多く。無理な姿勢や過度な緊張、ストレスなどが重なって起こります。
「ヘルメットをかぶったような」「孫悟空の輪ッカ」と表現されるように頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが30分~数日間続きます。肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあり、子どもから高齢者まで年齢に関係なくみられる頭痛で、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。

緊張型頭痛の症状

頭全体の締めつけられるよな痛みがあるものの無理をすれば家事や仕事を出来ないことはないようなものから、めまい・ふらつきを伴い日常生活に支障がある物まで様々です。
軽い運動やストレッチ、シャワーやマッサージなどクビや肩のコリをほぐして血流をよぅして上げることで症状がやわらぐことが緊張型頭痛の特徴です。

緊張型頭痛の原因

1.身体的ストレス
スマホ・パソコンの操作や、うつむき姿勢、車の運転、就寝時の合わない枕など、不自然な姿勢を長い間続けることや、体の冷えなど筋肉や血管に負担をかけることでクビ・肩の筋肉の異常な緊張(コリ)・血流低下が起こり引き続きツラれるようにアゴや頭の筋肉が緊張し始めることで「ヘルメットをかぶったような」「孫悟空の輪ッか」のような頭痛が起こります。
日頃からの姿勢調整と筋・筋膜の調整、適度な運動によって緊張型頭痛は予防できます。

2.精神的ストレス
精神的ストレスも神経や筋肉の異常な緊張を作り作用があるため頭痛の原因となります。
家庭内のトラブルや仕事がうまくいかないなど理由は様々ですが、当治療室では心の問題を専門に取り扱う心療内科勤務により、たくさんの方々の心の問題から始まった頭痛を改善してきた経験をもとにあなたの治療をおこないます。
完全予約制のため他の方には聞かれたくないようなことでも気兼ねなくご相談いただけるため、お悩みがある方はお気軽にご相談ください。

緊張型頭痛の治療

異常な筋緊張が繰り返し長い時間起きていることで筋肉内の血流が悪くなり、筋肉の中にたまり続けた乳酸やピルビン酸などの老廃物が周囲の神経を刺激した結果、締めつけられるような緊張型頭痛の痛みを起こしているため、まずは背中・クビ・肩を中心とした全身のマッサージを入念に行う必要があります。
神経の刺激が毎日のように続くと、脳に備わっている「痛みのコントロール機能」が正常に働かなくなり、筋肉が緊張していない状態でも頭痛が起こるようになっていることもあるため、頭の筋・筋膜に直接刺激を送ることが出来る鍼治療と自律神経を整えて深いリラックスが得られるクラニオセイクラルセラピー(頭蓋仙骨治療)を併用することで緊張型頭痛に最適な治療が行えます。

頸・背部痛

クビ・背中の痛み

ある朝突然、首の痛みがあらわれて寝違いだと思い、ストレッチをしながらしばらくそのままにしていても治らない、右側にも左側にも顔が向けられなくなり、首を後ろに倒すと頭痛や吐き気に見舞われるようになり、病気を疑い病院へ行っても異常が無いと言われたあなたへ。

首や背中の痛みはクビだけを治療していても良くなりません。

  • 痛みで上を向くことができない
  • 息をする時にまで痛みが出始めた
  • MRI、心電図検査では異常が無い
  • 痛み止め薬・湿布が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • 会社を休みがちで会社の仲間に迷惑をかけている

ある朝突然痛みに見舞われた30代女性の症例

症状

ある朝突然、肩甲骨の間から首にかけてのひきつるような痛みに見舞われた30代女性。
重い機材を取り扱う腕力が必要な仕事をしていることと険しい山道を登る激しいスポーツを趣味としている影響で筋肉痛は日常茶飯事であったため、数日経てばいつものように痛みが治まると思っていたもようです。
しかし、日増しに症状が悪くなり右も左も上も下も向けない悲惨な状態になり来院。過去に交通事故でむち打ちを経験しておりクビの関節が緩いところに無理を続けていたため酷い炎症と筋緊張が混在する身体になっており、むやみに緩めては炎症が増悪する状態でした。

治療経過

1~3回目の治療
鍼治療のみで炎症を最小限にとどめて筋緊張の正常化をおこないクビ・背中の痛みはほぼ改善しました。

4~6回目の治療
クビ以外の関節の矯正をおこない首の負担を最小限におさえる処置を実施。

現在は月1回程度で全身調整をおこない弱点であるクビに負担が集中しない身体つくりをおこなっています。

クビ・背中の痛みの治療

クビ、背中の激しい痛みには酷い炎症と筋緊張が混在しているため、治療による刺激も最小限にとどめる必要があります。
鍼治療には最小限のダメージで筋・筋膜の緊張度を調整できるメリットがあります。熟練した技術を持つ鍼師があれば大きな痛みの中心となるゴマ粒サイズの治療ポイントに的確に刺激を送り込み最小限の刺激で最大限の効果を実証します。
あわせてオステオパシー治療による優しい関節運動調整で本来の正しい身体の働き(負担を分散・発散できる状態)を取り戻していきます。
最小限の治療で最大限の効果を出し続ける鍼治療を実践し続けている治せる治療室は当院のみです。くび、背中の痛みでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

くび、背中の痛みをともなう疾患

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

肩こり

肩こり

「肩こりは万病のもと」と言われるほど肩首のコリに伴う症状は多く、病気を疑い病院を訪れるほど酷い症状に発展することもあるため、今現在あなたが肩こりを肩こり解消グッズやクイックマッサージでごまかしているのであれば注意が必要です。

ご存知でしたか?
肩こりの治療には筋肉・骨格・内臓のすべての調整が必要なことを

  • 首・背中、肩に鈍い痛みや圧迫感、不快感がある
  • 歯痛・歯茎が浮いたような感じがする
  • コリが強いと息苦しく気分がめいることがある
  • 痛み止め薬・湿布が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • 早く良くしないと家事にも影響が出ている

手のシビレをともなう肩こり 50代男性の症例

症状

学生時代から極度の肩こりで整形外科・整骨院・カイロプラクティック院での治療を受けてきたもののはっきりとした改善がみられなかった50代男性。
次第に手のシビレをともなうようになり仕事にも支障がある状態でお困りでした。

治療経過

1~3回目の治療
クビの問題を中心に治療をおこない手のシビレがなくなりました。

4~8回目の治療
クビの問題と肩こりを作り出す原因となっていた身体全体の捻じれの治療をおこないました。

9回目以降の治療
側弯症を疑う背骨の捻じれをお持ちであったため約3~4週に1回のペースでご来院いただき身体の捻じれが増悪しないように調整することで初診から1年間経過した現在も肩こりにともなう不快な症状の再発予防をおこない、仕事も快適におこなえるようになっています。

肩こりの治療

肩こりと肩こりにともなう血行不良・筋緊張の異常により起こる神経絞扼症状(しびれ・脱力感)の改善には、骨格のねじれや歪みによる姿勢のバランスの調整を行う必要があります。
筋肉・骨格・内臓のすべての調整をおこない姿勢のベストバランスを取り戻すオステオパシー治療は肩こりでお悩みのあなたに最も効果的な治療です。

シビレなど深部の筋肉の緊張により神経に圧迫が加わることで起こる、日常生活に支障をきたす症状にはトリガーポイント鍼治療をプラスすることで神経圧迫の元となる筋肉に直接アプローチをおこない症状の早期改善を実現します。

オステオパシー治療と鍼治療の組み合わせで肩こりを徹底除去、身体の隅々まで調整を行い肩こりと肩こりにともなう不快な症状の再発予防までを一手に行うのは当治療室のみです。肩こりでお困りの際はお気軽にご相談下さい。

肩こりをともなう疾患

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

こころの不調【うつ(鬱)、ストレス】

こころの不調

  • 気分の落ち込みが2週間以上続いている
  • いつも他人の目線が気になる
  • 何を言われても悪く考えてしまう
  • 疲れが抜けず、やる気が起こらない
  • 寝付けない・眠りが浅い・朝早くに目が覚める
  • お薬による治療をと並行して身体の治療をしたい
  • 会社を休みがちなので会社の仲間に迷惑をかけている

職場移動から発症 30代女性の症例

症状

だるさや疲れがとれず、やる気が起こらないため、気分の落ち込みが続いている30代女性。

2か月前に職場での配置転換があり、配置転換前の会社には立ち寄らず関連会社へ直接営業に向かう出勤や営業先から直接帰宅することが出来て時間の融通が利く勤務体系の部署から定時の出勤・退社で一日中オフィスに滞在する人間関係が密な部署に変わったことがストレスになり、「寝付けない・寝ても朝早くに目が覚めるなど睡眠障害に関する症状」が現れて、「だるさや疲れがとれず、やる気が起こらない」ようになったため会社を休むようになり激しい落ち込みに襲われるようになっていました。

治療経過

1回目の治療
カウンセリングに大きく時間を取って思いつくままにお話しいただき悩みを掘り下げる作業をおこないました。お悩みとその周辺の出来事など思いつくままにお話しいただいた内容を時の流れに沿って時系列的に整理していくことでお身体の変化が起こる前の意外なところに悩みの原因があることがわかります。

ただし、不安に引きつったお身体のままでは現状を受け入れることが出来ないことが多く、場合によっては治療の鍵となる出来事を話すことをやめてしまい、隠してしまうようになることがあるため、初回治療時はお悩みをお伺いして、お身体の緊張をやわらげる肩こりや背中の痛みなどの治療だけにとどめています。

2~10回目の治療
毎回の治療で身体の状態が整うことで緊張感もほぐれ、患者さまご自身からお話しされることが多くなります。こころの不調は身体のコリやコワバリによる緊張感を改善することで「考えや行動が狭い範囲を堂々巡りする悪循環」に歯止めがかけられます。
ご自身で声に出して悩みについてお話しすることで「何に悩んでいて、何をすればいいのか?」の心の声にまとまりが生まれて広い視野で物を考えて広い視野の中に行動範囲を広げるように心と身体の変化が起こり始めます。ここまで来れば心の不調からの完全脱出は目前です。

現在は2週間に1回程度の来院で会社にも休むことなく出勤できる状態を保たれているため徐々に間隔を広げて月1回程度の来院でイイ状態を維持できるように調整中です。

こころの不調治療

心の問題を数多く扱う心療内科での経験による真摯なカウンセリングでの現状把握から、現状の問題の受け入れられる態勢を整えるための特別な治療により皮膚反射・ホルモン・自立神経の調整をおこない「今の自分を素直に受け入れ、今後何をすればよいのかのご自身が気付いていない要求に気付いてもらうお手伝い」をさせていただきます。

現状把握から心身の受け入れ態勢の準備までを一手に行えるのは心療内科勤務で多数の実績がある当治療室のみです。こころの不調でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

こころの不調に関連する疾患

詳しい治療方法は各ページをご覧ください

頭痛

頭痛

女性に多くホルモンバランスと関係が強い偏頭痛、
目の疲れ・おでこ・後頭部・側頭部(こめかみ)・首の付け根・肩コリと関係性の強い緊張型頭痛、
眼の奥の激しい痛みや吐き気とともにあらわれる群発性頭痛。

それぞれの頭痛に違う原因があって、
それぞれの頭痛に違う対処があります。

病院の検査では異常が無いのに長く、定期的に現れる頭痛に当院なら私的な治療を提供できます。

  • しめつけるような痛みで何もできない
  • ズキズキ脈打つような耐え難い痛みがある
  • 肩や首のコリがきつくなると痛みが出始める
  • 病院でのMRI検査では異常が無い
  • 痛み止め薬が効かない
  • 整骨院のマッサージでは一瞬でもどる
  • たびたび会社を休んで仲間に迷惑をかけている

吐き気をともなう頭痛 30代女性の症例

症状

1ケ月前から頭痛が起こるようになり、次第に吐き気をともなうようになりはじめて仕事も休みがちになった30代女性。

産後からの肩こり・腰痛がひどいことから骨盤の不安定による防御反応で身体中各所に筋緊張がおこり頭にしめつけるような痛みが出てきたものと思われる。さらに産休明けの職場復帰に伴う過労があったことから自律神経の不調(交感神経の働き過ぎ)による脳への血流低下で頭痛が助長されるようになっていました。

治療経過

1回目の治療
骨盤を不安定にさせる原因となる背骨・股関節の治療と頭痛・自律神経の調整のために頭蓋骨の調整(クラニオセイクラルセラピー:頭蓋仙骨療法)をおこない頭痛・肩こり・腰痛の症状は80%改善しました。残りの20%の症状は骨盤の不安定をサポートする骨盤ベルト(トコちゃんベルトなど)の着用をおこなうことで、ほぼ症状は感じなくなりました。

2~5回目の治療
1回目と同様の治療を続けることで頭痛・肩こり・腰痛の再発がなくなり安定して生活が出来るようになりました。

6回目以降の治療
月1回程度の来院で骨盤の不安定(仙腸関節可動性亢進症)の治療をおこない快適な状態を維持されています。

頭痛の治療

締め付けられるような痛みの緊張型頭痛と脈打つような痛みの片頭痛は肩・クビの筋緊張をやわらげて血流をよくするオステオパシー治療と頭蓋骨周辺の筋緊張・自律神経の調整を得意とするクラニオセイクラルセラピーの組み合わせで改善します。

あなたを悩ませる頭痛と頭痛の原因となる心と身体の問題を一手に改善するオステオパシー治療・クラニオセイクラルセラピーを同時におこなえるのは当治療室のみです。頭痛でお困りの際はお気軽にご相談下さい。

各種頭痛

詳しい治療方法は各ページをご覧ください