姿勢が悪いと起こる不調と病気②
~肩こり~
悪い姿勢で重い頭を支えると肩や首の筋肉に負担がかかる
肩こりのメカニズムから考えていくと、まず姿勢が悪いと筋肉に持続的に負荷がかかり、筋肉の繊維が縮んで硬くなります。
筋肉の繊維が縮んで硬くなると筋繊維の中を通っている血管が圧迫されるため血流が悪くなり、酸素や栄養不足になり、痛みや疲労物質が循環・排出されなくなり、反射的に筋肉が収縮を起こし、肩のこりや痛みを認識する。 この繰り返しが肩こりの大きな原因と増悪循環になります。
姿勢を正せば肩こりも解消!!
~頭の重さは体重の約10%程度~
人間の頭の重さは体重の約10%程度(体重50㎏の人の場合5㎏)もあります。
姿勢が悪くなると体重の約10%もある頭の重さが身体の前方にかかってしまうので、頭を支える肩や首の筋肉に負担がかかってしまいます。
肩こりはマッサージによて緩和することも可能ですが、それはあくまでも維持的なものであり、根本的に治すには姿勢を改善して筋肉や血管に負担がかからないようにする必要があります。
姿勢関連ブログ目次
病気も不調も原因は姿勢にある!
・姿勢が悪いと起こる不調と病気①~腰痛~
・姿勢が悪いと起こる不調と病気②~肩こり~
・姿勢が悪いと起こる不調と病気③~胸やけ・胃酸過多~
・姿勢が悪いと起こる不調と病気④~姿勢からくる不調・病気はもっとある~
∴姿勢が悪くなる3つの理由①~原因を知って、できるところから変えていこう~
∴姿勢が悪くなる3つの理由②~楽な姿勢を続けると筋肉にクセがついてしまう~
∴姿勢が悪くなる3つの理由③~後ろ方向への動作はほとんどないorあっても短時間~
∴姿勢が悪くなる3つの理由④~スマホ猫背~
姿勢の5タイプ~タイプ別姿勢チェックで自分の姿勢タイプを知ろう~
∵首ねこ背
∵背中ねこ背( 典型的なねこ背 )
∵腰ねこ背
∵反り腰・スエイバック
∵伸びる背中・伸びない背中
いい姿勢を保つコツ
悪い姿勢はクセになる
やってはいけない姿勢ワースト3
論文
「姿勢改善」呼吸筋活動による効果研究
姿勢の違いが歩行と筋活動に与える影響
中高齢者における筋力および柔軟性トレーニングが筋力および関節可動域に及ぼす影響