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肩こり・首こりセルフチェック✔|河内長野市クチコミ1位 大阪狭山市・堺市からも続々来院中!|大阪府河内長野市の整体鍼灸・「河内長野こにし整体院」では、カイロプラクティックやオステオパシーなどの筋・筋膜、関節痛に特化した施術を行っております。 

セルチェックで首こり病を確認し、
手技治療と鍼灸治療で首こりを徹底解消

症状のセルフチェック

首こり病はオフィスワーカーやパソコン業務を行うIT関連の会社員、受験勉強や資格試験勉強をしている人に多く、そのほか、育児や家事を行う女性、歯科医師・助手、料理人、美容師、介護士、看護士、保育士など、下を向いて作業を行う職種に就いている人に多くみられます。

特に育児では下が0歳児、上が2~4歳児と、2人の子どもを抱えているときが大変です。
子どもの世話で首を酷使しています。
うつ症状などの深刻な症状を訴えるケースも見られます。

首の筋肉を酷使すると、どうなるの?

では、首の筋肉を酷使すると、どのような症状が具体的に出るのか、下のチェックシートを使ってチェックしてみましょう。

項目は、Aこり・痛み(緊張性頭痛)、Bふらつき・めまい、C自律神経症状、D気分の問題(気分障害)、Eしびれ(末梢神経障害)の5つに分類されています。

Aの症状があることが首こり病の前提になります。

Aの項目にチェックがない場合は、首こり病ではない別の原因が考えられますが、深刻な首こり病では、こり固まった状態が当たり前になって、自分ではこりを自覚できないケースもあるので、注意が必要です。

チェックが4項目以下の場合には、
特別に強い症状がある場合は別として、今のところ問題がありません。
うつむき姿勢に気をつけ、首をいたわるようにしましょう。

5~10項目に該当する場合には軽症です。
日ごろからセルフケアを積極的に行いましょう。

11項目以上は中症、重症で、うつ症状など心の問題も抱えており深刻です。

5項目以上の場合、首こり病に詳しい治療院の受診をおすすめします。

特殊な手技治療と鍼灸治療

当院に来院された際には、
初診で20分ほどかけて、しっかりと問診を行い自覚症状を確認し、あなたのお悩みの状態をしっかりと共有します。

次に首の疲労状態を触診します。
触診で首の筋肉のチェックポイントの張りや痛みを確認します。
これらの結果、深刻な病気が隠れていないかどうかを調べます。

首こり病と診断された場合には、症状や総合的に判断して治療計画を立てて治療をおこないます。

施術の基本は筋・筋膜・関節の調整と鍼灸波治療です。

こり固まった筋肉のこりを手技で徹底的に解消していきます。
手では届かないところには適宜、鍼治療を行い、患者さんの症状にあわせて、筋肉のより深いところをほぐしていきます。
それでも、まだ残る強いこりにはピンポイントで電気鍼治療を施します。

治療の頻度は、週1~2回が基本です。
症状の程度によっては、集中的に治療を受けていただく場合もあります。
治療を進めていくうちに、首の痛みやこりが徐々に軽減し、それとともに症状が減少していきます。
症状がすべてなくなり、各種検査でも異常がなくなれば完治です。
患者さんによって異なりますが、数週間から数カ月で治るケースが多いです。


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不定愁訴は首こりが原因?!
首こりが自律神経の不調を引き起こす

頭痛、めまい、倦怠感、ドライアイ、不眠、便秘、うつなど、不定愁訴、原因は「首こり病」かもしれません。

私がこれまでに心療内科で数多くの不定愁訴(頭痛、めまい、倦怠感、ドライアイ、不眠、便秘、うつなど)に悩む患者さんの施術をしてきた経験から、自律神経の不調をもたらす首こり病と、その治療と予防についてお話していきます。

首こり病は首の後ろの筋肉がこって、
いろいろな不調が現れてくる症候群

首こり病は同じ姿勢を続けて首の筋肉を使いすぎることによって起ります。
特にデスクワークなどでの首の姿勢が問題で、長時間うつむいた姿勢で重い頭を支え続けたことによって、首の筋肉が過度に緊張し、こり固まってしまうことで発生します。

首の筋肉がこるといろいろな症状が出てきます。
代表的な症状は首の痛み(頚部痛)や頭痛ですが、症状はそれだけにとどまりません。
いつも頚が痛い、体がだるい、疲れがとれないなど、病院でいろいろな検査を行っても原因となる病気が特定されない、いわゆる不定愁訴と呼ばれる症状も実は首こりから発症しています。

首こり病の症状

首こり病の症状をみていきましょう。

こり・痛み(緊張性頭痛)

首こりでもっともよくみられるのは頚部痛と頭痛です。
首の筋膜肉を酷使すると頚部痛から、ぎっくり腰の首版のような、突然の「ぎっくり首」(急性頚椎痛)が起こることがあります。
また、頭痛には片頭痛などがありますが、首のこりから発生する頭痛は「緊張性頭痛」です。
後頭部から頭全体にかけて、頭が締めつけられるような痛みや圧迫感をともなうタイプの頭痛です。
仕事や試験勉強などをして夕方になってくると痛みが現れるタイプの頭痛です。

ふらつき・めまい

首の筋肉は目と連動して姿勢のバランスを保つために大事な働きをします。
首の筋肉が過剰に緊張すると目との連動が崩れて平衡障害が起こり、バランスをうまく保てなくなります。
ぐらぐらしたりフワフワしたりと、立っているところが安定しない、まっすぐに歩けない、首を動かすとふらつくなど、めまいのような症状が首こりによって現れます。

自律神経症状(失調症)

首こり病で特徴的なのは自律神経症状(自律神経の失調症状)です。
人間の体には、脳と脊髄にある中枢神経と全身にある末梢神経があります。
末梢神経には体性神経と自律神経があり、自律神経は、感覚と運動をコントロールする体性神経とは異なり、生命維持に必要な機能をコントロールしています。
大脳で首のこりや頚部痛を知覚すると大脳辺縁系・視床下部に伝わります。
視床下部は自律機能の調節を行う総合中枢であり、首こりや頚部痛の影響が自律神経に及ぶという仕組みです。

たとえば、
自律神経は血流をコントロールしていますが、手足の冷えは血流、つまり自律神経が関係しています。
心臓や胃腸・食道などの内臓の働きも自律神経が担っており、動悸や胃もたれ、便秘などの症状も、息苦しさや過呼吸が起こるのも自律神経の問題です。
手のひらや体幹に汗をかいたり、瞳孔の調節が低下してまぶしさを感じたりすることも、自律神経の不調が引き起こしている症状です。

気分の問題(気分障害)

首こりは気分の問題(気分障害)も引き起こします。
大脳で首のこりを知覚すると、大脳辺縁系・視床下部に伝わるとさきほど紹介しました。
大脳辺縁系は系統発生的に古い脳であり、情動という好き嫌いや、やる気などの感情の表出に関与しています。
首がこってきて頭が重いなどの嫌な思いがあると、倦怠感から始まって、気分が滅入るうつ症状が現れたり、夜眠れないといった睡眠障害や、不安障害やパニック症候群を起こしたりすることもあります。

しびれ(末梢神経障害)

首がこると末梢神経が首の筋肉によって圧迫され、腕や肩、肩甲骨周辺にしびれ(末梢神経障害)が出ることがあります。
病名でいうと、胸郭出口症候群、前斜角筋症候群などが首こりに関係しています。


他にも、自律神経に関係する症状はこんなにもあります。

循環器の症状
動悸、頻脈、不整脈、血圧上昇(不安定)、手足の冷え、のぼせる、微熱

消化器の症状:
口の渇き、のどに詰まる(嚥下反射、食道のぜん動)、胃もたれ・胃下垂(胃のぜん動)、胃が痛い、逆流性食道炎、おなかが張る、便秘、下痢、便秘と下痢が交代でくる、嘔気・嘔吐、食欲不振

呼吸器の症状:
息苦しい、過呼吸症候群

目の症状:
まぶしい、ぼやける、疲れる(瞳孔の拡大、対光反射減弱)、目が渇く(涙腺)

その他の症状:
汗をかく(てのひら、体幹)、うつ、慢性疲労


これらの『いわゆる不定愁訴』で病院でいろいろな検査を行っても原因となる病気が特定されないとお悩みの方は首こり病を疑ってみてはいかがでしょうか?


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