日本人女性お悩みの症状第1位 「 肩こり 」
肩こりは、日本人女性が悩む症状の第1位(国民生活基礎調査による)で、男性でも第2位という代表的な国民病です。
肩こりの原因①「五十肩」
肩こりの原因はさまざまですが、中高年に多いのは「五十肩」によるものです。
五十肩は、肩甲骨と上腕骨をつなぐ肩関節に痛みが出ます。
そのため、腕を持ち上げるような動きが難しくなり、 中でも腕を外側に回すような動作を行ったときに、特に痛みを感じます。
今の時点で肩関節に痛みを感じていない状態であっても、慢性的な肩こりを感じているのであれば、筋肉の血行障害や異常な硬直が生じているため、肩のこりを解消しないでいるといずれ、腕を持ち上げるような動きが難しくなり肩関節に痛みを感じるようになるのです。
その他にも、慢性的な肩こりを招く原因として、最近増えている理由に、胸郭出口症候群と頸椎症があります。
肩こりの原因②「胸郭出口症候群」
胸郭とは胸を取り巻く骨格のことで、胸郭出口(首から鎖骨部分の骨)の周辺で神経や血管が圧迫され、腕から指先にかけて痛みやしびれが出て、肩のこりやだるさを引き起こします。
肩こりの原因③「頸椎症」
頸椎症は、加齢変化によって椎間板の弾性が低下することにより、椎間板や椎間板の後ろにある椎間関節問題が起きることで、関節の周りにある筋肉や靭帯・関節包にも負担がかかり、周囲にある筋肉が緊張して、肩のこりや痛みがを引き起こします。
肩こりを原因から改善するには
こうした五十肩や胸郭出口症候群、頸椎症が原因の肩こりは、電気治療やシップで一時的に血流をよくしたり、筋肉をもんだり・ほぐしたりしても血行障害や硬直は根本的に改善しません。
ましてや注射や薬は痛みやシビレをマヒさせているだけのため、その場しのぎの極みだと思われます。
なので、医療機関を受診して、治ったと思ってもすぐにぶり返してしまいます。
だから、肩こり・首こりやストレートネック、五十肩、胸郭出口症候群のどの状態にある方でも、根本の原因から治療することが必要です。
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