肩こり・首こり・ストレートネックの原因②骨・関節性(頸椎症①)
50代以降の首・肩のこりや痛み
首の違和感や痛みから始まる
私の施術所には、関節痛の症状を訴える患者さんが大勢訪れますが、腰痛・膝痛などの症状に+αで訴えられることが多いのが「首・肩のこりや痛み」です。
特に50代以降の首・肩のこりや痛みを訴えられる患者様のなかには病院で検査を受けて『頸椎症ですね』と言われて電気やシップでの処置を行っていたが何も変化がなく、困り果てて、それでも何とかしたいとアチコチの整形外科や整骨院を廻り回ってから当院にお越しになる患者さんが増えています。
頸椎症
頸椎症は、頸椎(首の骨)やその周囲の組織が加齢による衰えで変形し、首の痛みや手のしびれなどを引き起こす病気です。
多くの場合、漠然とした首の違和感や痛みなどから始まりますが、放置していると、手や腕のしびれやマヒなどが現れることがあります。
また、場合によっては足がしびれたり、ひざに力が入らなくなったりして、歩行が困難になるケースもあります。
首の痛みだけなら、首周辺の筋肉のこりや硬直が原因の場合もあります。
しかし、手にしびれやマヒ、脱力が現れるようなら、首を通る神経がなんらかの形で圧迫されていると考えていいでしょう。
頸椎症という病気を知ってもらうために、次回から頸椎のしくみを説明します。
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